組織不適合社員への法的対応
独自の考え方に基づき会社や上司を公然と非難し、周囲の意見はまったく受け入れず、そもそもの資質が組織に適合してない社員が増殖しています。
組織不適合社員は、法律をよく調べて知識が豊富であることが多く、職場で上司の指示に対して持論を展開して従おうとしません。そのうえ、訴訟等に備えて社内文書を不正にコピーしていたり、上司による発言や叱責を録音したりしていることも珍しくありません。このため会社が対応を誤りますと、裁判時に会社がたとえ優秀な弁護士に依頼したとしても、それまでの会社の対応が不適切だったと結論付けられてしまいます。そうなると、組織不適合社員はますます上司の指示を聞かなくなり、企業秩序は大きく損なわれて回復の目処が立たなくなってしまいます。特に中小企業にとって、これが会社全体にかかわる問題になることは申すまでもありません。
当法人では、たとえこのような社員に対してであっても企業として採るべきではない対応をご指導させていただいたうえで、職場の秩序を損なう勤務態度に対して、法と契約に基づいて企業が断固として取るべき的確な対応の仕方を具体的にご指導します。