同一労賃取締りへの対応

同一労働同一賃金と言っていたけど、最近は聞かなくなったなあ。

パートさんも何も言ってこないし、うちには関係なかったなあ。

ところが、令和５年に入って同一労働同一賃金の取締りが始まりました。
現政権は６月に「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」を発表。
そこでは「同一労働同一賃金の徹底」が指示されています。

これを受けて都道府県労働局は、企業に対して給与体系の取締りを開始。
「パートタイム・有期雇用労働法に基づく報告の徴収について」
この表題の文書が会社に届いたら、同一労働同一賃金の取締りです。

賞与、退職金、諸手当、慶弔休暇…
正社員とパートには待遇の違いはたくさんあります。
その一つ一つについて「支給目的は？」というお尋ねがあり、回答文の記載欄があります。
記載によっては、会社の給与体系を変更するよう「行政指導」があります。

ポルテー経営法務では、労働局の「ヒアリング票」への回答の仕方、出頭時の模擬応答、
そして、行政指導が発せられた場合には、会社の歴史と事情を踏まえた現実的な給与体系修正案をお示しします。

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